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宅浪で医学部!

宅浪で医学部医学科に合格した管理人りゅうです。 医学部へ行きたいけどどういう勉強をすればいいか分からない、あるいは 勉強をしているけど結果が出ない人にアドバイスをしていく。

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宅浪の始まり

僕は、現役のとき、万が一浪人するようなことがあれば宅浪だ、と考えていました。
だから、大学受験が終わってから発表までの期間は、宅浪を想定した生活を行っていました。

宅浪で成功する人はほとんどいないというのが通説ですし、それは僕も分かっていました。
だからこそ、宅浪のシュミレーションをその期間に行ったのです。
本当に自分はこれから一年間、宅浪でやっていけるのだろうかと、不安があったからです。

その期間に、僕は宅浪で合格できると確信しました
その理由はまず、一日10時間以上机で勉強することが一切苦痛ではなかったということです。
むしろ、今まで現役生にのしかかる様々な勉強の障壁(学校行事とか)がないので、
勉強だけに向き合える時間がこれほど大量にあるなんて、どんだけ素晴らしいことなんだろうと思っていました。
もし予備校に通えば、たちまち一日のスケジュールはまた他人に決められ、結局また勉強できずに終わるんじゃないだろうか、とも思いました。

そして、宅浪は僕にとって、精神的にとても楽でした。
予備校に通うなら、朝身だしなみを整えて、きちんと朝食をとって、電車に間に合うように行動して・・・と、勉強以外に考えなければいけないことが山ほどあります
予備校の友達と仲良くできるだろうか、とかあの子可愛いなぁ、とか、そんな雑念は勉強をする上で邪魔以外の何物でもありません。

周りに一緒に勉強できる存在がいるから勉強を頑張っていけるんだ、と思う人もいるかもしれません。
周りに一緒に勉強していく友達がいないということは、煩わしい人間関係なしに勉強だけに集中できるということなんです。
受験は団体戦だとか言われていますが、この団体は損得勘定を抜きにして結束できる仲間を指します。僕の場合だと、家族ですね。
一緒に勉強していくライバル的な友達がその仲間に入るわけありませんし、ましてやクラスが同じだからという理由だけで一緒の環境で勉強しているような友達が果たして団体戦としての仲間と言えますか?

厳しい言い方ですが、受験は競争です。
人生をかけて、点数を競う以上、「全員で合格だ!」など熱血先生の生ぬるい夢物語に付き合うのではなく、自分のためにどんな犠牲でも払ってくれる存在を仲間にしましょう
それが団体戦の意味だと思います。

そうは言っても、母親は絶対に宅浪に反対するだろうと思っていました。
母親は自分のせいで、息子に我慢させている、そんなことはしたくない、と考えるだろうと思ったのです。
しかし、僕は家庭の経済状況のために我慢して宅浪を選んでいるわけではありません。
宅浪でないと合格できないと確信していたからなんです。
宅浪をしていくために僕は、まず母親を説得する必要があったのです。
そのため、まず宅浪をするつもりだとはあえて言わず、朝は7時に起き、夜は12時に寝るということを徹底しました
宅浪でもやっていけると信じてもらうためです。
正しい生活リズムを送ることは分かりやすいアピールになると考えたのです。
そして、「今日はこんな勉強をした。それはこういう理由でその勉強をしたんだ。」というような話を何度も何度もしました
母親は働いて夜遅く帰宅していたのですが、それまでの間、きちんと勉強していたと、分からせるためのアピールです。
とにかく、この子は宅浪でも安心だ、と思わせなければいけませんでした。

そして、合格発表の日がやってきました。合否を確認すると、やはり自分の番号はありませんでした。不合格だと覚悟していてもいざその現実を突きつけられると僕は体の力が抜け焦燥感でいっぱいになりました。どこかでまだ合格を期待していたのかもしれません。

母親、学校の先生、塾の先生に次々に不合格を報告するたびみじめになっていきました。それと同時に宅浪をする、宅浪をしなければいけないという気持ちがふつふつと湧いてきました。

そして母親の帰宅後、僕は「医学部に向けて宅浪をすることにした。一年間がんばる。」
そういいました。
予想通り母親は猛反対し、「お願いだから、予備校に通ってくれ。」と言いました。
僕は予備校より宅浪の方がいいと説明しました。
しかし、結局分かってもらえず、喧嘩になってしまったのです。
次の日僕は、一日かけて宅浪のメリット・デメリット、予備校のメリット・デメリットについてインターネットで情報収集し、数枚の紙にまとめたのです。そして、母親がそれを見つけられるような場所にわざと置いたのです。

それを見つけた母親は、ついに折れ、宅浪を認めてくれました。
なぜ、母親に認められる必要があったのか。
それは、親が自分の唯一かつ最大の協力者だからです。
親が子供に関心を見せないような家庭環境からは決して子供はいい大学に入れません
いい環境づくりをしてくれるからこそ、いい健康がうまれ、いい勉強ができるのです。
母親の反対を押し切ってまで宅浪するメリットはありません。
ですから、なんとしても母親には賛成すると言ってもらいたかったのです。
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