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宅浪で医学部!

宅浪で医学部医学科に合格した管理人りゅうです。 医学部へ行きたいけどどういう勉強をすればいいか分からない、あるいは 勉強をしているけど結果が出ない人にアドバイスをしていく。

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基本的な勉強方法

それでは、いよいよ勉強法について紹介していきたいと思います。
科目は違えど、基本的に勉強方法は同じだと思ってくれて構いません。

1.問題を解くための理論を理解する

例えば、数学なら、公式や、その証明方法について理解します。
日本史なら、旧石器時代から現代までの歴史を理解します。
しかし、これだけでは、問題はなかなか解けません。
そこで次。

2.問題を解いてみる

まずは、基本的な問題集で実際に問題を解いてみます。
理解した内容がどのようにして問題となるのかを理解します。
僕の経験的には、上述の1で理論が理解できなくても実際に問題を解いてみると
そういうことだったのか!と理論の理解が進むことが多かった気がします。
その分野の内容を理解するより、その分野の問題が解ける方が受験では大切なので
理解できなかったら、いったん問題を解いてみるのもいいのではないでしょうか。

3.苦手範囲を把握する

どうしても解けない範囲や、よく間違える範囲を知っておきます。
勉強ができない人は、自分がどこが苦手なのかほとんど分かっていません。

4.苦手範囲を得意範囲に変える

苦手な範囲、問題をなくすために、苦手な問題によく似た問題をたくさん解きます
内容が難しすぎて、理論や公式の意味が理解できなくても問題は解くことができます。
僕は、このパターンの問題はこう解くといいのではないかという仮説を立てて
似た問題で試して、解ければその方法を覚えて、解けなければ
その仮説を修正していくというような方法で、意味は分かっていなくても
問題は解けるというな箇所がいくつかありました(笑)
特に、宅浪のような教えてくれる人が身近にいない状況では、いちいち分からないからといって止まっていられないのです。
分からなかったら、その解法の理屈を無理矢理こじつけたり、そのまま丸暗記するくらいの意気込みがなければ、宅浪で合格することは無理かもしれません。

5.赤本などで志望校の過去問を解いてみる

実際に出題された問題は、参考書に載っているような良問ばかりではありません。
参考書や模試の問題は毎年作られる試験問題の中から精選されたものや、代々受け継がれるような良問を載せており、まるで洗練された格闘技のようですが、実際に出題される問題は、なんだそりゃ!?といいたくなるようなクソ問題も混じっていて、まるでストリートファイト(喧嘩)です。
例えば、(1)を使って(2)を解いて、(2)を使って(3)を解くというような参考書ならではの美しい流れが志望校の過去問では、なかったりします。
(1)が解けたら(3)までいけたり、(1)から(2)までの飛躍がありすぎて解けなかったりと過去問は結構荒い構成だったりします。
なので、へたくそな問題の作りに慣れ、精選されてない問題に対する野生の勘を身に付けることは意外に大切です。
また、過去問の傾向を理解しておくことで、今後の勉強で有利になります。
これに似た問題、過去問に出てたなぁ、と参考書を眺めたときでさえ、差が出てきますから。

5.やや難易度の高い問題集をやる

基本的事項を理解し、過去問に挑戦したら、やや難しい問題で磨きをかけていきます。
実戦形式で進めるのがいいのではないかと思います。
例えば、志望校の数学で数Ⅲから2題、数Ⅱから1題、数Bから1題、数Aから1題、出題される傾向があったとしたら、問題集から数Ⅲ2題、数Ⅱ1題、数B1題、数A1題を選んで、120分の時間制限で答えを見ずに解く、というようなテスト形式で進めていきます
時間がきたら厳しく採点をして、間違った問題は苦手ということなので上述の3、4で対応します。

これが僕の基本的な勉強方法の流れでした。
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英語の勉強法(1) ~英単語の暗記法~

英語の勉強とは何をやっていたかというと、
実は英語については勉強方法論として自信がないので、あまり鵜呑みにしてほしくないのですが、
僕は英語という勉強を

英単語
構文、熟語
長文読解演習
英作文

に分けて勉強していました。
英語でまず必要なのは英単語であると思った僕は、『ターゲット1900』を使って
英単語の勉強を始めたのです。
みなさんは、単語の暗記は得意でしょうか?僕は非常に得意です。
しかし、生まれ持ったカメラ記憶とかそんな特殊能力があるわけでもなく、
むしろ、自分の家の電話番号もろくに覚えていないようなバカですので 「記憶力」という意味では他の人より劣っていると思います。
ただし、その分、僕は記憶する工夫をたくさんしてきました。
ですから、今まで神経衰弱など負けたことがないんです。(笑)

英単語のような無味乾燥な内容の記憶方法を紹介したいと思います。
多くの人がやってしまうミスに、「一日100単語覚えれば、19日で全て覚えられる!」というものがあります。
まず、一日に100単語の記憶は無理です。仮にできたとしても意味がない。
なぜなら、次の日には半分忘れていて、一週間後にはほとんど忘れているからです。
それでも根気強く何度も何度も繰り返せば、いつかは全て覚えられますが、
多くの人は その途方もない作業に辟易して、投げ出してしまいます。

そこで、僕は一日に1900単語見ることにしたのです。
覚えるのではありません、見るだけです。
一単語、英語と日本語訳を見るのに2秒くらいでしょうか。
この方法だと一時間ほどで1900単語見ることができます。
傍から見ていれば、流し読みであり、これで暗記できているなら、マスターヨーダのような 超人に思えますが、実際はほとんど覚えていません。
それでもいいのです。
一日に1900単語見るという作業を一週間繰り返せば三分の一、二週間で半分、 三週間ではほとんど全て覚えているでしょう。
1900単語といっても、400単語くらいは知っている単語で、400単語は見たことがあるくらいの単語、残りは知らない単語だと思います。
最初の一週間で、既に知っている単語がより強固に、見たことがある程度の単語が 知っている単語に、知らない単語が見たことある単語に変化します。
二週間、三週間たてば、ほとんど知っている単語となります。
また英単語について言えば、その単語の持つ意味のふんわりとしたイメージだけでいいと思います。
「supplyは、~を供給する」と覚えなくても何かを与える感じだった程度に覚えておけばいいと思います。
なぜなら、単語の意味というのは文脈の中で一つに決定されるものであり、 一対一対応の意味の暗記など大して意味はないと思うからです

暗記するとき注意してほしいことがあります。
センター試験や私大の問題には、その単語が自動詞か他動詞か、あるいはその動詞につく前置詞が問われます。
ですから、supplyは、「供給する」ではなく「~を供給する」と覚えてください。
意外にもこれが役に立つときがくると思います。
例えば、informは「~に知らせる」なのですが、「知らせる」だけで覚えている受験生は、 「~を知らせる」だと勘違いするので、覚えることが余計に増えます。

このようにして、僕は3月中に『ターゲット1900』の全ての単語を暗記したのでした。

※実際には一時間も単語帳と睨めっこする集中力を僕は持っていなかったので、 30分、30分の二回に分けていました。その辺は、自らの集中力と相談してください。

英語の勉強法(2) ~英文法・構文~

4月に入ってからの英語の勉強を紹介したいと思います。
3月中に『ターゲット1900』を覚えきった僕は、英文法のおさらいを始めました。
現役時代、最も苦手だったのが英語でした。
苦手というよりは、取りかかるのが遅かったのです。
確か、高校2年生の夏に「仮定法」なる文法があることを初めて知ったレベルです。
このとき、僕の英語の偏差値は50を下回り、「やばいな」と思いました。(笑)
そこから初めて英語の勉強を始めたので、現役受験時はまだまだ、英語の習得度は低かったのだと思います。

ですから、英文法でさえも不安があった僕は、『デュアルスコープ』という英文法の参考書を一から読み進めていました。
もちろん、すごいボリュームですので、全てを暗記することは不可能だと思い、
今後、長文を解くとき、読解できなかった文法があれば、「あ、これ、前に参考書に載ってたな」程度になればいいくらいの気持ちで読み進め、二週間ほどで読み切りました。
やってみたら分かると思いますが、死ぬ思いがするくらい退屈でした。
全部の勉強の中で英文書を読むという作業が一番きつかったと思います。(笑)

英文法を一からおさらいした僕は、構文の勉強に取り掛かりました。
『基礎英文問題精講』という問題集を使いました。
この問題集は、構文編、文脈編、応用問題編の3つで構成されており、
構文編は構文を題材とした和訳問題を収録しています。
試験で問われる全ての構文を一からおさらいできるだけでなく、和訳の練習になるところが気に入りました。
また、英文の難易度も高く、『ターゲット1900』で覚えた単語が実際に英文中にあると 「あ、この単語知ってるぞ」と楽しく勉強できました

和訳するとき気を付けたのは、「なぜその和訳を間違えたのか」をノートの下にきちんと書くことでした。
その英単語を知らなかったから間違えたのか、
あるいは構文に気づかなかったから間違えたのか、
itが何を指すかを考えることを怠ったから間違えたのか、
きちんと間違えた理由を明確にしていきました。
今までは漠然と英文が読めないという感覚でしたが、明確化することで
読めるようにするために何をすればいいかがはっきりと見え、対策しやすかくなりました。

英語の勉強法(3) ~現役時代~

現役時代、これでも塾に通っていた僕は、最低限の単語と和訳をさせられていました。
和訳といっても、短文和訳から、京都大学のレベルまでの長い和訳までみっちりと。
そのころの僕は、「単語→和訳→長文読解」がスムーズにいくと思っていたので、
和訳の授業が終わり、さてセンター試験の長文はもう読めるだろう、と思っていました。

しかし、現実は違いました
まず、時間が足りない。圧倒的に時間が足りません。
いちいち訳を考えている時間などないのです。
そうすれば、文章の読解は雑になり、どんどん読解がズレていきます
そして、読めた!と思っても、問題を解こうとすると解けません
解くのにものすごい時間がかかります。
このような、和訳と長文読解の壁にぶち当たってしまったのです。

これを打破すべく、今までのSVOC構文から文章を読んでいく方法から、 英語を頭から読んでいく方法に変えました
例えば、「The first subject that attracted my attention was religion.」という文章を
「最初の主題、それは私の注意を引いた、それは宗教だ。」と読んでいくのです。
この読み方は最初は戸惑いました。
しかし、『速読英単語』に掲載されている文章を 頭から音読しながら、音読のスピードで内容が理解できるようにしていきました。
それによって、現役時代の冬に入る頃にようやく、センター英語は7~8割くらい取れるようになったのです。

しかし、センター英語で9割取ることはほとんどできませんでした。
さらに、個別の試験の英語ともなると全く解けず、現役時代の英語の記述模試はさんさんたるものでした。
 
英単語、文法、速読だけでは越えられない更なる壁を乗り越えなければ、医学部合格は程遠かったのです。

日本史の勉強法

朝起きて、「今日の計画」を立てる。そして午前中に英語と日本史を終わらせる。
午後から数学ⅢCをやる。
これが4月の僕の流れでした。

僕は、現役時代、社会は現代社会を選択していました。
しかし、時間の大量にある浪人では、もっと確実に高得点が取れる科目がいいと考え、
日本史を勉強し始めました。
また、当時はセンター試験で、現代社会と日本史は両方とも受験することが可能で、
しかも得点の高い方を選ぶことができたのです。
博打のようなセンター試験。
「今年は現代社会は難しかったな、外れだった」では済まされません。
社会二科目受けることで、そのような選択科目間での不平を少しでも減らそうと考えました。

そうやって、独学で勉強した日本史ですが、実際のセンター試験は71点でした。
失敗です。現代社会が91点だったので、そちらを使いました。
結局、日本史の勉強は無意味に終わってしまったということです。

なぜこのようなことになったのか。
おそらく、日本史は範囲が膨大すぎたため、ちょっとした勉強では8割、9割に届きませんでした。
数学、理科、英語と同じくらいのウエイトをかけて勉強しなければダメなのだと思います。
以下は失敗談として参考にしていただきたい。

僕は、日本史についてはほとんど無知であったので、まず高校一年生くらいのときに配られた教科書を押入れから引っ張り出し、読み始めました。
それを読み終わったら、センター試験対策の問題集をやってみて、どのようなところが試験に出るのかを押さえて、もう一度教科書を読みました。
しかし、教科書には載っていない内容がかなり出題されており、???状態でした。
仕方ないので、『日本史研究』というおそらく最も分厚い参考書を読むことにしたのです。
ところが、今度は逆に内容が細かすぎて、覚えられません。
というか、覚えたところで100点分にしかならないので、モチベーションも上がりませんでした。
仮に覚えても、センター試験の問題には、その分厚い参考書にすら載っていない事項もありました。

反省点としては、教科書と『日本史研究』の中間くらいの参考書を読むべきだったということです。
結局、明治時代以降がうろ覚えのまま、センター試験本番に臨んでしまったのです。

また、日本史は苦手分野の対策がしにくい科目だと思いました。
平安時代が苦手だから、平安時代を重点的にやったとしても、問題は次から次へと湧いてくるので、「うわ、こんなこと問題にするのか」の連続で、いくらやってもキリのない印象でした。
おそらく、範囲が広いので、「平安時代が苦手」では絞れておらず、「平安時代の藤原らへんが苦手」というようにもっと細かく苦手分野分けする必要がありました。

どちらにしろ、社会だけにそこまで時間を割けない以上、そもそも日本史に手を出したのが間違いだったのかもしれません。
とにかく、僕は一年間の独学では日本史を完璧にすることはできませんでした。
いや、むしろ完璧を追及したからこそ失敗したのかもしれません…



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