カウンター
大学受験 ブログランキングへ にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村 忍者ブログ

宅浪で医学部!

宅浪で医学部医学科に合格した管理人りゅうです。 医学部へ行きたいけどどういう勉強をすればいいか分からない、あるいは 勉強をしているけど結果が出ない人にアドバイスをしていく。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

医者になりたいか?誰でもなれるよ!

みなさん、こんにちは。現在国立の医学部医学科に通う「りゅう」と申します^^
さっそくですが、みなさんどんな仕事をしたいですか?

そう聞かれても、これ!とすぐ言える人はなかなかいないんじゃないでしょうか?
僕自身も高校3年生になるまで進路なんて考えたこともありませんでした
いざ進路を考えるとき、とても悩みました。自分にはどんな仕事が向いているんだろうかって。
18歳という年齢で生涯の伴侶ともいえる「仕事」を選ぶというのはなかなか難しいことじゃないでしょうか?

もし、あなたにどうしてもやりたい仕事というのがなければ、あるいはやりたい仕事が多すぎて困るなんて人は、「医学の道」をお勧めします!!!

「お医者さん?無理に決まってるよ。だって俺バカだもん。」とか
「医者なんて全く興味ないんだ。俺は官僚になる。」なんて声が聞こえてきそうですが
「医学」ほど関わる業種の広い学問はないと思います。

例えば、「俺は何か物を設計したり作りたいんだ。」という君には医療器具の設計はどうですか?人体の構造や従来の医療器具を熟知している医者が医療器具の設計にはとても必要です。

「俺は漫画家になりたいんだから医学なんて目指さなくていいんだ。」なんて人には『ブラックジャック』を読んでいただきたい。これを描いたのはご存知、手塚治虫さんです。彼は、医師免許を持っています。だからこそ、あのような医学マンガが書けるわけです。他にも『チームバチスタの栄光』で知られる海堂尊さんは医者かつ小説家です。精神科の先生で知られる香山リカさんなどはコメンテイターとして活躍されていますね。医者になれば芸能人にだってなれますし、厚生労働省で働けば、官僚にだってなれるのです!!

ここ言いたいのは、医者ってとても希少な存在だってことです。希少だからこそ、その人の技術だったり、体験だったり意見だったりがとても価値あるものになるんですね。だからこそ、医者は他の業種に比べて多額の成功報酬をもらいます。このお金をもとにして、お店をやるなんてこともできるんですよ。ほら、もうここまで言って、医者にならない理由がありませんね。

だけど、医者ってなるのが難しいから希少なんじゃないの?って思うかもしれません。そこなんです。そこが勘違いなんです。医者になるのはどのような人だと思いますか?
医者の子供です。医者の子供だから頭がいいから医者になるなんてわけありませんよ。
そもそも遺伝で学力そのものが伝わるわけありません。
もちろん、素質の遺伝というのは多少あるでしょうが、医者になるのにスポーツ選手のように大きな体が必要だとか、そんな決定的素質なんてないんです。
つまり、医者は子供を医者にするべくしてしているんです。
医者にする、医者になる方法があるということなんです。
その方法は、実に簡単。受験勉強をするだけです。

「なんだ、ここまで言って、結局勉強かよ。そんなの分かってるよ。」という人、全くこのことの意味を理解していない。

成功するために何が必要だろうか?例えば、小さな町で始めた飲み屋が大きくなって、大手居酒屋チェーン店の社長にまでなるなんてサクセスストーリーには、ありとあらゆる困難と危険があります。それを乗り越えるだけの機知と強運が必要です。

一方で、受験勉強というのはおそらくありとあらゆる競技・競争の中でもっとも努力が反映されやすいと言えます。医者へのサクセスストーリーに機知と強運はそれほど必要ありません。
ただ、努力すること。逆に言えば、努力さえすればいいんです。こんなノーリスク・ハイリータンで成功への道を勝ち取れるなんて話は他にないでしょう。そういう意味で努力さえすれば「誰だってなれる」、それが医者なんです!
PR

勉強するということの大切さ

勉強するということはどういうことなんでしょうか。
勉強するというのは、ポケモンみたいなRPGと呼ばれるゲームで言うところの「レベル上げ」に相当すると思います。ピカチュウを最初レベル5だったのがレベル15になることで今まで倒せなかった敵が倒せるというようなことが「勉強」なんです。

そして自分がその大学のレベルを超えるほど勉強できたとき、始めてその大学に合格することができます。なんだ、当たり前じゃんと思うかもしれませんが、意外にこの事実をしっかり受け止めている人は少ないのです。テレビを見たり、遊んだりと勉強が大事であると分かっていてもそれをやらないんです。やらなきゃ受かるわけない。当たり前です。レベルが足りません。こんな簡単な事実に圧倒的な人が目を背け、勉強から逃げています。逆に言うとチャンスなんです。勉強さえすれば医学部へといけるということなんですから。

こういうことを言うと「私は一生懸命、毎日毎日勉強しているけど、全然成績は上がらないわ。」なんて真面目な女の子が言ってきそうですね。
そういう人に聞きたい。その勉強、本当に勉強になってる?

勉強しているけど成績が上がらない人は本当に多い。彼らに共通するのは「行動の目的」がほとんどないということなんです。

行動の目的を常に持つ

受験勉強を効率良く進める上で最も重要なのが、行動の目的をしっかりと持つことです。
例えば、今あなたは携帯電話を持っていると思いますが、どうして携帯電話を持っていますか?
「友達が持っているから。」みたいな回答をした人はおそらく勉強しても成果が出ないのではないでしょうか?

こういうタイプの人間は基本的に物事を能動的に考えない。テレビを見て、起きた事件は知っているがそれに関する自分の意見を持っていない。意見を言えと言われるとどっかのテレビコメンテイターが言っていたことをそのまま引用して自分の意見にしてしまう。

物事を能動的に考えるとは、自分ならこうだ、という意見を明確な「根拠」を持って説明できるということなんです。例えば、「あの子のこと好きなんだ。」に対して「どうして?」と聞かれたら、「だって可愛いじゃん。」とかは能動的に考えていない。「僕は色白で細身の女の子がタイプで、あの子はまさにそれなんだ。」とかは能動的に考えていると言えます。能動的に考える人は常に他の人に新しい視点を与えるから、話していて楽しいんですよ。

こんなふうに能動的に考えられる人は、行動に目的を求めます。勉強においてそれはとても大切なんです。今から、この参考書のこの問題を解くとどういう意味があるのか?を考えた上でその問題を解いているんです。そうしなければ、なんのために勉強しているのか、はたまた、これが成績向上に役立っているのかさえ分からず、勉強するやる気を失ってしまいます。人間は、自分がやっていることに意味があると分かればやり続けられる動物なんです。

さて、ここまでが勉強をする上での心構えということになります。
なぜこの問題を解くのかということをいちいち考えていくことが近道だと書きました。
まぁその通りなんですけど、実際はなかなか難しいですよね。
そこでこのブログでは、僕が医学部医学科に受かるまでの一年間にどのような勉強をしてきたかを紹介したいと思います。

現役病

僕は現役の時、ある国立大学を受けましたが、その結果を見るまでもなく、不合格だろうと思っていました。だからこそ、その大学受験遠征から帰ってきてまずやったことは、勉強でした。

後期試験もあったのですが、後期は倍率が高かったので受ける気はありませんでしたし、実際に受験はしませんでした。浪人を覚悟したわけです。

僕は現役のとき、塾に通っていました。そのとき、コンビニで楽しそうに声をあげて笑う浪人生を見て、僕は絶対こんな奴らのようになっちゃいけない、と思っていました。だからこそ、絶対浪人できない、と。他にも家の事情がありました。我が家は母子家庭のため、収入が極端に少なかったのです。浪人するお金なんてない、絶対に現役で合格するんだ・・・!そう思っていました。

浪人生に対して、あるいは、浪人に対してネガティブな印象を持つ人は結構多いと思います。浪人するくらいなら、滑り止めの大学に行く!なんて人の方が多いんじゃないかと思うんです。

でもちょっと待ってほしい。「どこの大学に行くか」というのは一生を左右する選択だということをきちんとわかっていますか?人生の長いスパンの中で浪人期間というのは極々短い期間なんです。浪人という選択肢をはなから受け付けず、現役にこだわるのってもったいないと思いませんか?

多くの現役生が浪人をありえないものと認識していると思います。これを僕は現役病と名づけたい。僕も現役病にかかっていました。特に医学部の受験に関して言えば、現役で合格する方が少数派なわけですから、浪人をありえないものと捉えるのは間違っています。

もし、あなたが今現役の受験生で、第一志望に合格できず、滑り止めの大学に行こうと考えているのなら、是非、浪人するという選択肢を十分に考慮してほしい。考慮した上で滑り止めの大学に行くなら自分も納得できるでしょう。

現役病にかかっていた僕ですが、後がなくなってようやく浪人を決意できたのです。というより、潜在的には浪人したかったのかもしれません。現役生はとにかく時間がない。学校に通って、部活をやって、塾に通って、課題をこなして、と実に大きく時間に制約があるのです。僕は現役の受験では、理系のくせに数ⅢCがほとんど手つかずのままでした。こんな中途半端で受験生活を終わらしたくはない。自分が納得できるまで勉強したい。そう思ったからの浪人という選択だったのです。

宅浪の始まり

僕は、現役のとき、万が一浪人するようなことがあれば宅浪だ、と考えていました。
だから、大学受験が終わってから発表までの期間は、宅浪を想定した生活を行っていました。

宅浪で成功する人はほとんどいないというのが通説ですし、それは僕も分かっていました。
だからこそ、宅浪のシュミレーションをその期間に行ったのです。
本当に自分はこれから一年間、宅浪でやっていけるのだろうかと、不安があったからです。

その期間に、僕は宅浪で合格できると確信しました
その理由はまず、一日10時間以上机で勉強することが一切苦痛ではなかったということです。
むしろ、今まで現役生にのしかかる様々な勉強の障壁(学校行事とか)がないので、
勉強だけに向き合える時間がこれほど大量にあるなんて、どんだけ素晴らしいことなんだろうと思っていました。
もし予備校に通えば、たちまち一日のスケジュールはまた他人に決められ、結局また勉強できずに終わるんじゃないだろうか、とも思いました。

そして、宅浪は僕にとって、精神的にとても楽でした。
予備校に通うなら、朝身だしなみを整えて、きちんと朝食をとって、電車に間に合うように行動して・・・と、勉強以外に考えなければいけないことが山ほどあります
予備校の友達と仲良くできるだろうか、とかあの子可愛いなぁ、とか、そんな雑念は勉強をする上で邪魔以外の何物でもありません。

周りに一緒に勉強できる存在がいるから勉強を頑張っていけるんだ、と思う人もいるかもしれません。
周りに一緒に勉強していく友達がいないということは、煩わしい人間関係なしに勉強だけに集中できるということなんです。
受験は団体戦だとか言われていますが、この団体は損得勘定を抜きにして結束できる仲間を指します。僕の場合だと、家族ですね。
一緒に勉強していくライバル的な友達がその仲間に入るわけありませんし、ましてやクラスが同じだからという理由だけで一緒の環境で勉強しているような友達が果たして団体戦としての仲間と言えますか?

厳しい言い方ですが、受験は競争です。
人生をかけて、点数を競う以上、「全員で合格だ!」など熱血先生の生ぬるい夢物語に付き合うのではなく、自分のためにどんな犠牲でも払ってくれる存在を仲間にしましょう
それが団体戦の意味だと思います。

そうは言っても、母親は絶対に宅浪に反対するだろうと思っていました。
母親は自分のせいで、息子に我慢させている、そんなことはしたくない、と考えるだろうと思ったのです。
しかし、僕は家庭の経済状況のために我慢して宅浪を選んでいるわけではありません。
宅浪でないと合格できないと確信していたからなんです。
宅浪をしていくために僕は、まず母親を説得する必要があったのです。
そのため、まず宅浪をするつもりだとはあえて言わず、朝は7時に起き、夜は12時に寝るということを徹底しました
宅浪でもやっていけると信じてもらうためです。
正しい生活リズムを送ることは分かりやすいアピールになると考えたのです。
そして、「今日はこんな勉強をした。それはこういう理由でその勉強をしたんだ。」というような話を何度も何度もしました
母親は働いて夜遅く帰宅していたのですが、それまでの間、きちんと勉強していたと、分からせるためのアピールです。
とにかく、この子は宅浪でも安心だ、と思わせなければいけませんでした。

そして、合格発表の日がやってきました。合否を確認すると、やはり自分の番号はありませんでした。不合格だと覚悟していてもいざその現実を突きつけられると僕は体の力が抜け焦燥感でいっぱいになりました。どこかでまだ合格を期待していたのかもしれません。

母親、学校の先生、塾の先生に次々に不合格を報告するたびみじめになっていきました。それと同時に宅浪をする、宅浪をしなければいけないという気持ちがふつふつと湧いてきました。

そして母親の帰宅後、僕は「医学部に向けて宅浪をすることにした。一年間がんばる。」
そういいました。
予想通り母親は猛反対し、「お願いだから、予備校に通ってくれ。」と言いました。
僕は予備校より宅浪の方がいいと説明しました。
しかし、結局分かってもらえず、喧嘩になってしまったのです。
次の日僕は、一日かけて宅浪のメリット・デメリット、予備校のメリット・デメリットについてインターネットで情報収集し、数枚の紙にまとめたのです。そして、母親がそれを見つけられるような場所にわざと置いたのです。

それを見つけた母親は、ついに折れ、宅浪を認めてくれました。
なぜ、母親に認められる必要があったのか。
それは、親が自分の唯一かつ最大の協力者だからです。
親が子供に関心を見せないような家庭環境からは決して子供はいい大学に入れません
いい環境づくりをしてくれるからこそ、いい健康がうまれ、いい勉強ができるのです。
母親の反対を押し切ってまで宅浪するメリットはありません。
ですから、なんとしても母親には賛成すると言ってもらいたかったのです。

プロフィール

HN:
りゅう
性別:
非公開

P R