勉強時間に関して、一日10時間勉強することを目標にしているような人がいますが
全く意味のない目標であると思います。
なぜなら、何もせずボーっと座っていても10時間は経つからです。
さらに、仮に10時間勉強したとしても受かるという根拠が全くないからです。
目標にすべきは、自分の頭にどれだけ知識を詰め込んだか、ということです。
また「受験は効率だ!」といって、効率ばかり追い求め、一日数時間しか勉強しないような人がいます。
もちろん、記憶力、理解力がよくそれで十分な人も中にはいるでしょうが、それは例外です。
前述に矛盾するように思えるかもしれませんが、受験で最も大切なのは「勉強時間」です。
例えば、自宅から駅まで20分の道のりを自転車で通うとします。
5分家を出るのが遅くて、15分でその道のりを走り、遅れた5分を取り戻すのってかなりしんどいですよね。
逆に5分早めに家を出れば、悠々と駅まで行けるでしょう。
これは勉強においても同じです。いくら効率がよくても、結局勉強時間には敵わないのです。
ですから、一分一秒でも多く勉強するのが理想なのです。
そして、勉強の時間帯についてですが、一般には朝勉強した方がいいと言われています。
しかし、僕はいつ勉強しても構わないと思います。
僕の場合、朝が大変苦手なので、無理に朝早くおきて勉強しても眠いのであまり集中できません。
なので、「心いくまで寝て、起きてから眠くなるまで勉強する」というのが僕の勉強スタイルでした。
宅浪始めは、母親に宅浪をやってもうまくいくとアピールするため早寝早起きをしていましたが
母親を納得させてからは、だいたい深夜4時に寝て朝12時過ぎに起きて勉強するというサイクルでした。
試験一ヶ月前くらいから徐々に朝型の勉強スタイルに変化させましたが、基本的には夜型の勉強スタイルでした。
深夜になると家の中も外も無音で僕が最も勉強に集中できる時間帯でした。
多くの勉強指南書では朝型の勉強を勧めていますが、鵜呑みにする必要はありません。
というより指南書なんてものは(僕の記事にしても)鵜呑みにしてはいけません。
大切なことは、まず指南書通りやってみて、どうだったか、それが自分に合うのか、ということを自分で考え、取り入れるか、他の方法を試すか決めるということなんです。
指南書は、試行錯誤するときのあくまで「参考」に過ぎないのです。
これは勉強だけに限らないと思います。自分で考えること、これに勝る指南書はありません。
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