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宅浪で医学部!

宅浪で医学部医学科に合格した管理人りゅうです。 医学部へ行きたいけどどういう勉強をすればいいか分からない、あるいは 勉強をしているけど結果が出ない人にアドバイスをしていく。

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用法、用量を守って正しく模試を受けよう

受験生なら誰しも模試を受けると思います。
しかし、模試は一長一短、その用法と用量を間違えると危険です。

一体どういうことかというと、試には受けないほうがまだましだと言えるような弊害が存在するのです。
まず、模試の結果に一喜一憂すること
これは良くても勉強がたるんでしまいますし、悪くてもへこんで勉強する気が起きなくなります。
こんなことになったらまだ模試を受けないほうがマシです。
模試はあくまで模試。本番に一切関係のないものです。そこで良かろうが悪かろうが
本番で結果を残すことが全てです。
そして、「模試のための」勉強をしてしまうこと
志望校にはほとんど出ないような範囲の問題を模試に出るからと言って一生懸命勉強するのは合格からどんどん遠ざけてしまいます。

また、模試はたいてい一日、長いと二日に分かれてあります。つまり模試のために
一日以上潰してしまうのです。しかも、模試が終わると疲れて帰ってきて勉強する気は起きませんし、模試を受けた日くらいちょっと休憩したいものです。
そうすると、模試を受ける行為自体で勉強時間をどんどん消費しているのです。

では、模試は受けない方がいいのかというとそういうわけではありません。
正しく活用できれば、いいことがたくさんあります。

模試を受ける価値は、模試を受けた後にあります。
模試の結果は様々なことを教えてくれます。
中でも重要なのは、自分の目標までの距離と、自分の苦手範囲です。

自分の目標までの距離」は、勉強方針の修正に関わってきます。
結果が良い科目は自分の勉強がうまくいってるということなので
そのまま順調に成績を伸ばしていきましょう。
悪い科目については、なぜその結果になったのか分析しましょう。
それをもとに今後どのように勉強方針を変えるのかを考えるのです。
独りよがりの宅浪勉強に客観的な立場から意見してくれるのが模試の役割です。
決して、合格を保障したり、不合格を予想するものではありません。

そして、「自分の苦手範囲」を知らせてくれるところがかなり大きいメリットです。
この苦手範囲は単に、たとえば「数列」が苦手というような漠然としたものではありません。
同じ「数列」の問題の中でもいくつも種類があるので、
自分はこのパターンの数列に弱いんだな、と分かることが大切なのです。
そして、もし、その範囲が志望大学で良く出る箇所なら要対策です。
できるならそのパターンの問題を20問は解きましょう。
20問解くと、むしろそのパターンの問題が出てくれた方が解けるということになります(笑)
志望校に良く出る箇所であれば、「数列」自体をもう一度やり直してもいいかもしれません。
このようにして、苦手範囲を得意範囲に変えていく作業こそが受験勉強のもっとも効率のいいやり方なんです!
そして、なぜか多くの受験生がこの作業をやらないんです。不思議!
苦手だと分かっていて放置する人ばかり。そんなのではいつまでたっても解けません。
受験勉強は膨大な範囲ですので、せめてできなかった範囲くらいは解けるようになりましょう。
女の子は真面目なので、できなかった問題をチョキチョキとはさみで切ってノートに貼って・・・とやると思いますが、悪いとはいいませんが
それと全く同じ問題はもう二度と出ないよ?と言いたい。
それよりも、同じ種類の問題をできるだけ多く解くほうが何百倍重要だと言いたいんです。
苦手範囲の問題はノートじゃなくて頭に記録しましょう!
模試の「復習」といいますが、この復習という意味は、模試の同じ問題が解けるようになることではなく、同じ種類の問題が解けるようになることなんですよ。
そういう意味できちんと模試の「復習」ができてる人はかなり少ないと思います・・・

以上、模試の受けるメリット・デメリットを説明しましたが、これらのメリットを享受するには、模試はある程度勉強が完成してから受けなければいけません。
まだまともに範囲も終わっていないうちから模試を受けるのは時間の無駄ということです。現役生だと学校が模試を強制すると思いますが、範囲が終わっていなければ受ける価値なし、時間の無駄です。

そして、バカみたいにたくさんの模試を受ける人がいますが、それも考えた方がいいでしょう。多くの情報があったほうが確かにいいですが、その模試をきちんと復習できるのか?
模試を受けるのにも時間とお金がかかります。その辺をよく考えて受けてください。
今回は受験の肝といえる部分を書いたので赤字が多くなりました^^

次ページでは僕の模試プランについて参考までに紹介したいと思います。
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僕は、夏まで模試は受けませんでした

前のページで正しい模試の受けた方について説明しました。
では、僕がどのような模試を受けたか紹介したいと思います。
夏までに受けた模試はおそらく
7月にあったセンター模試と全国記述模試、
8月にあった医学部模試です。

5月にもセンター模試と記述模試があったのですが受けませんでした。
理由は、まず5月の段階では自分の勉強が完成していないからです。
その状態で受けても意味がありません。
次に、範囲が限定されていたからです。現役生も受けるので、まだ学校で
習っていない範囲は範囲外となって出題されません。
そのような模試を受けてもあまり意味がないと思ったからです。
最後に、この時期の模試はいい結果が返ってくるに決まっているからです。
現役生はまだ勉強が十分ではありません。その中でいい結果をもらっても
無駄な安心感を覚えるだけなので受けないほうがマシだと感じたのです。

よって、夏まで模試は受けないことにしたのです。

また、僕はセンター試験だけで必要な受験科目、生物、日本史、国語については
生物と日本史だけ一通り勉強しましたが、他の科目についてはセンター試験のための勉強はほとんどしていません。ですから、この7月のセンター模試は、生物と、日本史の状態を見るためだけに受けました。
また、あえて悪い結果をもらうことでそれが記述模試と総合して志望校合格にどれほど影響を与えるのか知る目的もありました。
本番でセンター試験が悪かった時に、どこに志望するのか考えるいい資料になると思ったからです。

なぜ、センター試験の勉強をほとんどしなかったのかというと、
僕は現役時代にセンター試験の勉強を中心にやっていましたが、
結局、個別試験を解けるほどの実力にはならなかったので
個別試験が解けるほどの実力がつけば、センター試験もできるようになるだろうと考えたのです。
また、現役時代は直前のセンター模試では810点という予想だったのに
実際は726点という惨敗だったので、センター試験は得点が上下しやすいので
それに賭けて勉強するより、まだ個別試験に向けて勉強したほうが
安定した成績が取れるだろうと考えたからです。

僕の考えでは、センター試験の配点の割合が高い医学部医学科であっても
センター試験より個別試験を重視した勉強をすることが大切だと感じています。
個別試験の勉強がセンター試験の成績向上に大きく手助けすると思うのです。

これは、僕の受験の中で大きな賭けでした。センター試験の対策をほとんどせず、
個別試験の対策をすることでセンター試験を伸びるはずだ、と直感で思ったのです。
実際、センター試験対策らしい対策は12月に入ってからでした。
すなわち、センター試験対策は時間にしてほんの2、3ヶ月ということになります。
それでも、60点以上上がったので、僕は賭けに勝ったということなんでしょうか?

「~を目指す」系のブロガーたち

僕自身も今こうしてブログを書いているので、同じように受験に関するブログを
よく読むのですが、そこで思ったことを書きたいと思います。

「~が~を目指す」って感じのブログ多いですね・・・
まだ受かってすらないのかよ!って思います。
そのブログを更新することが勉強のモチベーションにつながっていればいいですが
基本的には時間の無駄でしょうね。
自己分析の時間にはなるでしょうけども、自己分析は常に行うものですけどねぇ・・・
僕的には、まだ受かってもない段階で受かることを夢見たブログなんて
さっさとやめるべきだと思います。
それより1分1秒でも勉強するべきです。
こういうのは受かってから書けばいいんですよ。

そして、このようなブログを書く人がどのような勉強をしているのだろうと
見ていると、実に思慮の浅い勉強方法でした。

「今から~を勉強する」まではいいのですが、なぜそれをするかという理由が浅い!
これでは自分を信じ切って進んでいけません。
模試の分析も、適当な模試の点数か偏差値を公表するだけです。
それを見て「数学が悪かった。もっとやろうと思う」程度です。
それを分析だと思っているようですね。そんなの小学生でもできそうですが・・・

まぁ中には「お!」と思うブログもありますね。
そのまま突き進めば受かるぞって思わずコメントしたくなるようなブログもあります。
そのようなブロガー達の特徴は
  • 周囲から反対されていてそれを押しのけるパワーに満ちている
  • 理論立った考え方をしていて、常に勉強方法を模索している
  • 実際にしっかり勉強している
彼らはブログ自体が勉強のモチベーションになっていて
プラスの影響を与えるでしょう。多分こういう人は受かります。

バイト

宅浪生によく見られるのは、なぜかバイトをやっている人ですね。
バイトをやらなきゃいけない事情って何でしょうか。
バイトをしないと明日生きていくこともできないのなら仕方ないですが、
そのような事情があったにせよ、バイトをしながら受験勉強をすることは
合格を著しく遠ざけるものになるでしょう。

宅浪のいいところは、その膨大な時間です。
この膨大な時間を利用して、自己分析を重ねた勉強をすることで
予備校のような受け身の受験生を出し抜くのが最大のメリットであります。

その単純な時間を消費するバイトは百害あって一利なしです。
バイトなんて、大学に入ったら好きなだけできます。
なんでわざわざ浪人中にやるの??

時間がもったいないからという理由だけではありません。
バイトはとても楽しいのです。勉強がバカらしく思えます。
バイトはとても疲れます。人間関係や単純な肉体の疲労などで
勉強する気が起きないでしょう。
お金が入れば使いたくなります。すぐ遊びに出かけるでしょう。

バイトで稼ぐお金なんて1年でせいぜい100万です。
100万は医者の月給です。医者になって稼ぎましょう。
バイトやってるから他の受験生より偉いんだとか思わないことです。
ただでさえ浪人しているのに他の受験生より足かせをしてどうするのでしょうか。

基本的な勉強方法

それでは、いよいよ勉強法について紹介していきたいと思います。
科目は違えど、基本的に勉強方法は同じだと思ってくれて構いません。

1.問題を解くための理論を理解する

例えば、数学なら、公式や、その証明方法について理解します。
日本史なら、旧石器時代から現代までの歴史を理解します。
しかし、これだけでは、問題はなかなか解けません。
そこで次。

2.問題を解いてみる

まずは、基本的な問題集で実際に問題を解いてみます。
理解した内容がどのようにして問題となるのかを理解します。
僕の経験的には、上述の1で理論が理解できなくても実際に問題を解いてみると
そういうことだったのか!と理論の理解が進むことが多かった気がします。
その分野の内容を理解するより、その分野の問題が解ける方が受験では大切なので
理解できなかったら、いったん問題を解いてみるのもいいのではないでしょうか。

3.苦手範囲を把握する

どうしても解けない範囲や、よく間違える範囲を知っておきます。
勉強ができない人は、自分がどこが苦手なのかほとんど分かっていません。

4.苦手範囲を得意範囲に変える

苦手な範囲、問題をなくすために、苦手な問題によく似た問題をたくさん解きます
内容が難しすぎて、理論や公式の意味が理解できなくても問題は解くことができます。
僕は、このパターンの問題はこう解くといいのではないかという仮説を立てて
似た問題で試して、解ければその方法を覚えて、解けなければ
その仮説を修正していくというような方法で、意味は分かっていなくても
問題は解けるというな箇所がいくつかありました(笑)
特に、宅浪のような教えてくれる人が身近にいない状況では、いちいち分からないからといって止まっていられないのです。
分からなかったら、その解法の理屈を無理矢理こじつけたり、そのまま丸暗記するくらいの意気込みがなければ、宅浪で合格することは無理かもしれません。

5.赤本などで志望校の過去問を解いてみる

実際に出題された問題は、参考書に載っているような良問ばかりではありません。
参考書や模試の問題は毎年作られる試験問題の中から精選されたものや、代々受け継がれるような良問を載せており、まるで洗練された格闘技のようですが、実際に出題される問題は、なんだそりゃ!?といいたくなるようなクソ問題も混じっていて、まるでストリートファイト(喧嘩)です。
例えば、(1)を使って(2)を解いて、(2)を使って(3)を解くというような参考書ならではの美しい流れが志望校の過去問では、なかったりします。
(1)が解けたら(3)までいけたり、(1)から(2)までの飛躍がありすぎて解けなかったりと過去問は結構荒い構成だったりします。
なので、へたくそな問題の作りに慣れ、精選されてない問題に対する野生の勘を身に付けることは意外に大切です。
また、過去問の傾向を理解しておくことで、今後の勉強で有利になります。
これに似た問題、過去問に出てたなぁ、と参考書を眺めたときでさえ、差が出てきますから。

5.やや難易度の高い問題集をやる

基本的事項を理解し、過去問に挑戦したら、やや難しい問題で磨きをかけていきます。
実戦形式で進めるのがいいのではないかと思います。
例えば、志望校の数学で数Ⅲから2題、数Ⅱから1題、数Bから1題、数Aから1題、出題される傾向があったとしたら、問題集から数Ⅲ2題、数Ⅱ1題、数B1題、数A1題を選んで、120分の時間制限で答えを見ずに解く、というようなテスト形式で進めていきます
時間がきたら厳しく採点をして、間違った問題は苦手ということなので上述の3、4で対応します。

これが僕の基本的な勉強方法の流れでした。

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