前のページで正しい模試の受けた方について説明しました。
では、僕がどのような模試を受けたか紹介したいと思います。
夏までに受けた模試はおそらく
7月にあったセンター模試と全国記述模試、
8月にあった医学部模試です。
5月にもセンター模試と記述模試があったのですが受けませんでした。
理由は、まず5月の段階では
自分の勉強が完成していないからです。
その状態で受けても意味がありません。
次に、
範囲が限定されていたからです。現役生も受けるので、まだ学校で
習っていない範囲は範囲外となって出題されません。
そのような模試を受けてもあまり意味がないと思ったからです。
最後に、
この時期の模試はいい結果が返ってくるに決まっているからです。
現役生はまだ勉強が十分ではありません。その中でいい結果をもらっても
無駄な安心感を覚えるだけなので受けないほうがマシだと感じたのです。
よって、夏まで模試は受けないことにしたのです。
また、僕はセンター試験だけで必要な受験科目、生物、日本史、国語については
生物と日本史だけ一通り勉強しましたが、他の科目についてはセンター試験のための勉強はほとんどしていません。ですから、この7月のセンター模試は、生物と、日本史の状態を見るためだけに受けました。
また、
あえて悪い結果をもらうことでそれが記述模試と総合して志望校合格にどれほど影響を与えるのか知る目的もありました。
本番でセンター試験が悪かった時に、どこに志望するのか考えるいい資料になると思ったからです。
なぜ、センター試験の勉強をほとんどしなかったのかというと、
僕は現役時代にセンター試験の勉強を中心にやっていましたが、
結局、個別試験を解けるほどの実力にはならなかったので
個別試験が解けるほどの実力がつけば、センター試験もできるようになるだろうと考えたのです。
また、現役時代は直前のセンター模試では810点という予想だったのに
実際は726点という惨敗だったので、センター試験は得点が上下しやすいので
それに賭けて勉強するより、まだ個別試験に向けて勉強したほうが
安定した成績が取れるだろうと考えたからです。
僕の考えでは、
センター試験の配点の割合が高い医学部医学科であっても
センター試験より個別試験を重視した勉強をすることが大切だと感じています。
個別試験の勉強がセンター試験の成績向上に大きく手助けすると思うのです。
これは、僕の受験の中で大きな賭けでした。センター試験の対策をほとんどせず、
個別試験の対策をすることでセンター試験を伸びるはずだ、と直感で思ったのです。
実際、センター試験対策らしい対策は12月に入ってからでした。
すなわち、センター試験対策は時間にしてほんの2、3ヶ月ということになります。
それでも、60点以上上がったので、僕は賭けに勝ったということなんでしょうか?
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